くぼなおこ市議会報告
 

令和5年7月定例会
(7月24日)
1 吹田市の教育について
・改正教育基本法に則した教育を要請
2 不登校児童生徒について
3 教育予算について

 

 
冒頭、さきの統一地方選挙におきまして、市民の皆さんの思いを受けて、この議会に送り出していただきました。小学校で22年間、教師として働いてまいりました経験を基に、
子供に笑顔、大人に元気を第一に、議員活動を進めてまいります。と挨拶から始めました。
 
議員としての初めての質疑は『吹田市の教育について』です。
 
我が国で、本市で『君が代』についての議論があることに触れ、
『君が代』は1000年以上昔に作られ、男女が調和し、ずっと平和に続きますようにという意味が込められた和歌であり、日本人としての教養であること。
また、詠み人知らずのこの和歌が国歌として採用されたことは、差別や偏見なく、個性を認める日本人の気質が表れており、誇りに思う事を伝えました。
しかし、
学校教育現場では、式典での国歌斉唱に反対する意見、現在も国歌を歌わない教師の存在、
これは戦後の教育の影響ではないでしょうか、と疑問を投げかけました。
 
1945年から1952年までの約7年間のGHQの占領下、
WGIP(ウオーギルトインフォメーションプログラム)戦争犯罪情報計画を行っていた事が
アメリカの開示文書で明らかになっている。
 
久保直子 くぼなおこ 吹田市議会議員

アメリカ国立公文書館とGHQ本部のあった第一生命ビル

 
 
WGIPの目的
戦争への罪悪感を日本人の心に植え付ける、
誇り高い日本人の精神を弱体化すること。
日本が悪い国だと信じ込ませること。
そのWGIPが禁止したことに、国歌『君が代』国旗『日の丸』などがあり、
GHQが最も重視したのは教育改革である事。
 
占領下の昭和22年、教育基本法が制定され、指導要領がそれを基に定められ
学校教育活動が展開された経緯を訴えました。
 
吹田市の教育について
 
■ WGIPをどう捉えているか、その影響は完全に払拭されているかどうかについての見解を問いました。
 
●植田聡 教育監 :答弁
本市教育委員会としては、これまで同様、学習指導要領にのっとり、学校教育を進めてまいります。
 
●後藤圭二市長:答弁
「初めにWGIPの存在そのものを存じ上げない立場で、これに対する見解をここで申し上げる立場にはございません」との回答。
 
教育について

平成18年教育基本法は 「伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛すると共に、他国を尊重し国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」 と改正された。
 

生まれた我が国を愛する心=生まれた郷土を愛する心

 
GHQが日本の学校で教えることを禁じた言葉は、国家、我が国、愛国心など。
これらの現在への影響は?
■ 吹田市では、我が国を愛する態度を養う教育活動について取り組の現状を問いました。
 ・愛国心を育てる研修の機会を設けているか。それはどのような内容でしょうか。
 
●植田 聡教育監:答弁
各教科領域におきまして、 我が国を愛する態度の育成に努めて参ります。
 

●後藤圭二市長:答弁
国を愛する心を持つ大切さは理解はするが、恒久的な平和を希求する我が国として、義務教育課程にて、ともすれば世界平和を実現する、推進する考えと、調和しない過度な愛国心を植え付けることは、議論が分かれる。
我が国を愛する気持ちを育む考え方、行為が、もし他国や特定の民族、宗教を憎む気持ちを結果的に生むことにつながるのであれば、それは私たちが次世代に伝えるべき、育むべき愛国心ではない、そのように考える。

 
■ 教職員に対して、さらに教職員を指導する立場の教育委員会の先生方についての現状を問いました。
・国家の形成者として必要とされる基本的な資質とは何か。
・具体的に何を指導されていますか。
 
●植田 聡教育監:答弁
御質問の内容に特化した研修は実施しておりません。

 

要望と思い (吹田市の教育について)
教育委員会の先生方からは、
「今の指導要領に沿って指導しています」 との御答弁でした。
今の日本の教育は現在と横のつながりに視点を置く一方で、 縦のつながりは遠いところに置かれているように感じます。
指導要領が教育課程の全てなのであるのならば、教育に責任を持つ立場として必須であると考えております。
WGIPが負の影響を与えた教育内容、近現代史、 つまり歴史について、
まずは、 御自身のフィルタ ーを外し、日本人の視点で、学ぶ研修を積んで頂きますよう、要望。
 
古代から繋げてくださった先人の思いや国の成り立ちを学び、
日本人としての誇りを思い出すのは
誰のためでしょうか。
先人に感謝する気持ちを持つこと
自分が何者かが分かること、
それらは、 子供たちの心の根っこになるのは明白です。
どっしりと根を張って自分という太い軸を持った子供たちが、
吹田市で元気に育つよう私自身も日本という宝の宝庫について研究を進めます。
そして、 愛国心を持ち自分の国を大切だと思うからこそ、
他国の人が同様に持つ愛国心が理解できるのです。
愛国心を持っているから、世界平和が実現できないというのは、
真逆の発想であり、WGIPの影響を色濃く残されていると痛感させられました。

 
不登校児童生徒について
・不登校で一番の問題は、子供や保護者が苦しんでいる現状
・学校復帰が目標に掲げられている以上は、学校という教育システムに合わない子供たちは、
家庭訪問さえも苦しい状況。
・当事者や家庭への理解を進めることで、支援の在り方が見えてくる。

 
これを踏まえ
■ 不登校の期間を経て、自分の人生を歩むまでの間に安心感を与えられるようなどのような施策をしていますか。
経済面、精神面について問いました。
 
●植田聡 教育監担当:答弁
不登校児童・生徒への経済面での支援として、不登校児童・生徒に特化したものはないが、

精神面での支援 としましては、 教育支援教室 「光の森」 「学びの森」に入室する児童・生徒が安心して過ごせるよう、 臨床心 理士である相談員やスタッフが個別対応できる体制を整えてきました。 また、 毎月、 相談員が保護者や児童・ 生徒と面談する機会を設定し、 教育支援プログラムに基づく社会的自立に向けた支援を行っております。

 
久保直子 くぼなおこ 吹田市議会議員

要望と思い
(不登校児童生徒について )
本市が縦割り行政から柔軟で横断的な事業を展開し、
当事者に必要な支援が行き届くよう御尽力いただいている希望を感じました。
「第二次吹田市子供の夢・未来応援施策基本方針」 の中では、
フリースクールなどの民間施設やNPOなど との連携が打ち出されておりますが、
支援の対象が拡充され、子供たちに多様な教育環境の提供と子育て世帯への
経済的、精神的支援への発展を要望いたします。

 
 

教育予算について
OECDの国々の教育予算の占める割合、
日本と他国を比べた自治体予算の分析について伺いました。
 
■ 教師の残業代、 人件費、 給食の食材費、 オーガニック給食や
地産地消などについての考えを問いました。
 
●植田聡教育監:答弁
OECDの公表内容によると、日本の一般政府総支出に占める教育への公財政支出の割合 は、加盟国の平均を下回っているが、 本市が吹田の全ての子供たちの教育に責任を持ち、 教育環境を整えていくには、まずは本市独自の予算措置により、 重点取組に示す事業の推進が必要であると考えいる。
 
●山下栄治学校教育部長:答弁
教員に対しては、 宿泊行事等に係る手当は、 時間外勤務に係る残業代は支給されません。 府費負 担教職員の残業代を市の予算にて負担することは想定をしていない。
給食での有機食材や地元産の食材については、 給食費の範囲内で可能な限り使用している。
 
●後藤圭二市長の答弁
教育予算ですが、 最も重点的に予算を投入すべきは、教職員の人件費です。
教職員の人事権移譲に向 けて、大阪府教育委員会との調整を進めてまいります。
 
 

要望と思い (教育予算について)
本来、子供への愛情が深く熱心な先生方が、 長時間勤務で心のゆとりがない中で
子供たちに適切な関わりが持てるのでしょうか。
先生方が御自分の生き方や人生について向き合えるような時間が持てる教育現場全体の働き方改革を、市費を投じて推進して頂きますよう、要望しました。

 
 
おわりに
「市民を守る」という議員としての使命を果たして参りますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。

 
 
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